えっ!? 一瞬走れなくなったかと思った

クルマで出かけようといつものように充電プラグを充電ボートから外し、Model  Xに乗り込んだら、なんと上の図のように「走行できません」の表示が出た。

確かにギアをドライブモードにしても発進できない。
これは困ったとギアをPに戻したり、Dに入れたりいろいろとしてみた。
でも全然直らない。

そしてしばらく経つと、その表示が下の図に切り替わった。

「クルマが動かなくなった。これは困った」と充電ポートのドアを見てみるも特に問題は発見できず。
Model Xの充電ポートはどう見ても普通に閉まっている。見た目には壊れた感じがない。

そこで、iPhoneのテスラアプリを使って充電ポートを開け閉めしてみた。
すると、ちゃんと開け閉めはする。
それでもコクピットの表示は変わらず「走行できません」のまま。

これを繰り返すこと3〜4回。しかし状況は変わらず…。(本当に困った)

いよいよ「これは修理の人に来てもらうしかないのかー。自走できないんじゃあ来てもらうしかないな…」と思いながら、悪あがきでもう一度テスラアプリから充電ポートを開け閉めしてみた。

すると、なーんと表示が「消えた」。

そしていつも通りちゃんと走れるようになった。

 

後ほどテスラのメカニックの方にこのことを伺ったところ、これはテスラではよくある話とのこと。

充電ポートが閉まっているかどうかを判定するセンサーがシビアで、充電ポートのドアが少しでも浮いていると「閉じていない」と判断することがあるそうだ。

しかも見た目には閉まっているように見えるので困りもの。

これはModel Xだけでなく、Model Sでも起こるらしい。いわば「テスラあるある」らしいのだ。

そのため、この問題が起こらないように、充電ポートを手で閉める際は「ゆっくりとやさしく」閉めるのがよいとのこと。
テスラ車は優しくして欲しいのね。

もしも、あなたのテスラで起こったら

原因は、目には見えないくらい僅かに充電ポートのドアが少しだけ浮いた状態で閉まったためなので、この問題が起こったらポートの端を手で軽く押してあげるとよいらしい。
今度起こったら優しく押してあげよう。

でも、そもそもこの充電ポートのドア、自動で閉まるから手で押したことがないんだよなあ。