テスラ「Model Y L」日本仕様スペック解説——航続788km・6人乗り3列SUVが749万円で登場

テスラは2026年4月、日本市場に3列6人乗りEV「Model Y L」を投入した。価格は749万円(税込)で、CEV補助金127万円を適用すると実質622万円となる。標準のModel Yをベースに、ホイールベースを150mm延長した大型版であり、国内でほぼ唯一となる6人乗りEVという希少な存在だ。

主要スペック

項目数値
全長4,980mm
全幅1,920mm
全高1,670mm
ホイールベース3,040mm(標準比+150mm)
定員6名(2+2+2配置)
航続距離(WLTC)788km
0→100km/h加速5.0秒
最大急速充電出力250kW
荷室容量(全席使用時)フロントトランク117L+リア2,539L
空気抵抗係数(Cd値)0.216

3列シートの内装と装備

Model Y Lの特徴は2+2+2の独立キャプテンシート構成だ。2列目は独立したキャプテンシートで乗降性が高く、3列目はモーターによるリクライニングとワンタッチ電動格納に対応する。シートヒーターは3列目まで全席に装備され、2列目にはシートベンチレーション(送風機能)も標準搭載される。

室内装備としては15.4インチタッチスクリーン、18スピーカーオーディオシステム、ワイヤレス充電パッドを搭載。1・2列目にはパワーアームレストも装備されている。

ミニバン市場への挑戦

日本はトヨタ・アルファードやヴェルファイアなどのミニバンが圧倒的なシェアを持つ市場だ。Model Y Lはその需要を意識した戦略モデルとして投入されており、「3列シートを持つ量販EVはこれ以外にない」という独自性が武器となる。競合EVとなりえるトヨタbZ4XやスバルSolterra(どちらも5人乗り)との差別化点がここにある。

補助金と価格

  • 車両本体価格: 749万円(税込)
  • CEV補助金: 127万円
  • 補助金適用後の実質価格: 622万円
  • 東京都追加補助金(条件次第): さらに最大80万円の追加補助も可能

2026年4月〜6月注文・同年6月末までに納車された場合、スーパーチャージャー3年間無料サービスも適用される。

まとめ

788kmという国内トップクラスの航続距離と、国内では希少な6人乗り3列シートを両立したModel Y Lは、ミニバン乗りのEV移行を検討する層にとって有力な選択肢だ。実質622万円は高額ではあるものの、先進装備と航続距離を考慮すれば、プレミアムミニバンと比較できるコストパフォーマンスを持つ。

参考:テスラの6人乗り新モデル「モデルY L」は日本のミニバン市場を狙える?