Teslaが9月24日にネバダ州スパークスの新工場でテスラ・セミ(Tesla Semi)の量産開始を記念するイベントを開催する。招待状の配布が始まり、製造専門家のサンディ・マンロー(Sandy Munro)がSNSで招待を受けたことを公開した。
157,900平方メートルの新工場でイベント開催
会場は、スパークスに建設された延床面積約157,900平方メートル(約170万平方フィート)の新工場だ。招待状のデジタルデザインにはトンネルアーチのライトで縁取られたセミが描かれている。参加者は1名のゲストを同伴できるが、参加は21歳以上に限定されている。
当日の内容として、工場見学、デモライド、生産設備の紹介が予定されている。デモライドではキャビンの快適性、低振動の走行性能、独立したフロントサスペンションを体感できる。生産モデルのセミには電動ステアリング、48ボルト電装、独自開発の4680バッテリーセルが採用されている。
航続距離と急速充電の仕様
生産モデルは標準航続距離(Standard Range)と長距離(Long Range)の2グレードがある。標準航続距離版は約325マイル(約523キロメートル)、長距離版は約500マイル(約805キロメートル)の航続距離を持つ。どちらも30分で60%まで急速充電できる最大800kWの出力を持つ。また、全自動運転(FSD)機能の搭載に向けたアップデートや、2027年に予定するヨーロッパ展開も紹介される見込みだ。
テスラ・セミは2017年に発表後、2022年末に限定納車を開始し、今年4月からスパークス工場での本格量産に入った。イベントのライブ配信については現時点で不明だとされている。前回のサイバーキャブ(Cybercab)発表イベントと同様に一般向け配信がない可能性もある。
今回のロールアウトイベントでは、電動トラックの総保有コストがディーゼルトラックを下回る経済性を訴求する場としても位置づけられている。物流・輸送業界への電動化普及に向け、テスラがどのような戦略を示すか注目が集まる。
参考:Tesla Starts Sending Invites for Semi Event on September 24

