テスラの世界ベストセラーEV「Model Y」は、2026年現在も日本市場で存在感を放つミッドサイズEV SUVだ。5人乗りの使いやすいサイズ感を維持しつつ、航続距離と充電性能で着実な進化を遂げている。本記事では2026年日本仕様の2グレードを詳しく解説する。
2グレード体制——RWDとLong Range AWD
日本向けModel Yは「Premium RWD(後輪駆動)」と「Premium Long Range AWD(四輪駆動)」の2グレードが用意されている。
Premium RWD
- 車両本体価格: 558万7,000円(税込)
- CEV補助金(127万円)適用後の実質価格: 431万7,000円
- 航続距離(WLTC): 547km
- 0→100km/h加速: 5.9秒
- 最大急速充電出力: 175kW
- 駆動方式: 後輪駆動
Premium Long Range AWD
- 車両本体価格: 647万6,000円(税込)
- CEV補助金(127万円)適用後の実質価格: 520万6,000円
- 航続距離(WLTC): 682km
- 0→100km/h加速: 4.8秒
- 最大急速充電出力: 250kW
- 駆動方式: 四輪駆動
ボディサイズと室内空間
全長4,800mm × 全幅1,920mmのコンパクトSUVフォルムながら、後席を折り畳んだ際の最大荷室容量は2,138Lに達する。5人乗り仕様で、日常の買い物から家族旅行まで幅広いシーンに対応できる実用性が特徴だ。
充電性能と実使用
Long Range AWDは最大250kWの急速充電に対応。テスラのスーパーチャージャーを利用すれば、短時間での充電が可能だ。RWDの175kWも日常的な使用には十分で、自宅での普通充電と組み合わせることでストレスなく運用できる。
標準搭載されるオートパイロット(高度運転支援)、15.4インチタッチスクリーン、OTA(無線)ソフトウェアアップデートといった先進装備は全グレード共通だ。
Model Y LとModel Yの選択基準
2026年4月に日本発売された「Model Y L」(749万円)は、ホイールベースを150mm延長した6人乗り3列シート仕様で航続距離788kmを誇る上位モデルだ。一方、標準Model Yは5人乗りで日常使いに特化したコスパモデルとして位置づけられる。ファミリーユースでも5人以内なら標準Model Yが現実的な選択肢となる。
まとめ
CEV補助金を活用した実質価格431万7,000円は、ガソリン車からEVへの乗り換えを検討するユーザーにとって現実的な水準だ。航続距離547kmは日常使いで充電頻度を気にせず走れる実力であり、EVデビューとしても完成度の高い1台といえる。

