Teslaロボタクシー25台体制、5都市への展開へ

テスラの無人自動運転タクシー(Robotaxi)サービスが、運用車両を25台まで拡大した。内訳はオースティン19台、ダラス3台、ヒューストン3台で、いずれもテキサス州内の都市だ。カリフォルニア州ベイエリアでも500台超が稼働しているが、こちらは現在も安全確認のための同乗者(セーフティドライバー)が必要であり、完全無人運行とは異なる。

テキサス3都市で稼働、5都市への展開を準備中

テスラのロボタクシーサービスは2025年6月にオースティンで始まり、2026年4月18日にはダラスとヒューストンへの展開を果たした。次の展開先として、フェニックス・マイアミ・オーランド・タンパ・ラスベガスの5都市が2026年上半期中を目標に挙げられており、現在も準備が進んでいる。

Cybercab量産と個人向けFSD解放が次の節目

専用ロボタクシー車両「Cybercab(サイバーキャブ)」の量産も今年後半に開始予定だ。ハンドルもペダルも持たない2人乗りの自律走行専用車で、現在のModel 3・Model Yを活用した暫定運用から専用設計車へ移行する計画だ。モルガン・スタンレーは2026年末までに1,000台のロボタクシーが運行すると予測している。

一方でイーロン・マスクCEOは「一度に全都市・全地域へ展開することは難しい」と慎重な姿勢も示している。個人所有テスラへの完全無人FSD提供については「第4四半期になる見込み」とし、個人ユーザーへの開放はもう少し先になる見通しだ。

25台という数字は依然として小規模だが、テキサスを軸に着実に運行エリアを広げていることは明らかだ。Cybercabの量産開始と5都市への展開が計画どおり実現すれば、2026年後半にはサービスの実態が大きく変わる可能性がある。

参考:Tesla Ramps Unsupervised Robotaxi Fleet to 25 Vehicles