テスラ、Semiスパークス新工場を9月24日公開

テスラは電動大型トラック「Semi」の量産拠点となる、米ネバダ州スパークスの新工場で開設記念イベントを2026年9月24日に開催すると発表した。工場見学やSemiの試乗体験が用意され、量産本格化に向けた節目となりそうだ。

招待制イベント、9月2日までにRSVP必須

今回のイベントは招待制で、テスラ関連情報の発信で知られるソイヤー・メリット氏(Sawyer Merritt)が公式の招待メールを受け取ったことを明らかにした。招待状には、イベントは「工場開設を祝うもので、ガイド付きツアーとSemiに同乗して体験できる機会を提供する」と記されている。

参加を希望する場合は、太平洋時間で2026年9月2日の深夜までにRSVP(出欠回答)を済ませる必要がある。当日は食事や飲料も提供される予定だ。なお21歳未満は入場不可で、来場者には身分証の提示が求められる。テスラ側が入場を拒否する権利を留保していることも明記されている。

延べ床面積170万平方フィート、年産5万台目指す

会場となるスパークスの新工場は、延べ床面積170万平方フィート(約15万8000平方メートル)に及ぶ大規模施設だ。テスラの電池・パワートレイン生産拠点であるギガファクトリー・ネバダに隣接して建設された。量産が完全に軌道に乗った段階では、年間5万台のSemiを生産する計画だという。

同工場では2026年4月に第1号となるSemiが生産ラインから完成しており、今回のイベントはそれから約5カ月を経て、本格量産へ移行する体制を対外的に披露する場になるとみられる。

Semiは大型トレーラーの牽引を想定した電動セミトラックで、長距離輸送分野における脱ガソリン化の象徴的な存在とされてきた。今回発表された年間5万台という生産目標が実現すれば、商用EVトラック市場における供給規模は大きく拡大することになる。9月24日のイベントを機に、Semiの量産体制がどこまで具体化するか注目される。

参考:Tesla Sets September 24 Semi Rollout at Sparks Factory