ヒュンダイは英国市場向けにコンパクト電動ハッチバック「IONIQ 3」の価格を発表した。エントリーグレードは22,245ポンド(1ポンド195円換算で約434万円)から、最長航続グレードは1回の充電で最大308マイル(約496キロメートル)を走行できる。IONIQ 5・IONIQ 6に続く新型EVとして、予約受付が既に始まっている。
IONIQ 3はBセグメントに位置するコンパクトな電動ハッチバックであり、これまでのIONIQ 5やIONIQ 6より小型で手頃な価格帯を狙う新モデルだ。グレードは「Advance」「Premium」「Ultimate」「N Line Evo」の4種類を用意する。
グレード構成とバッテリー・価格
バッテリーは42.2kWhと61kWhの2種類。エントリーの42.2kWh版Advanceは22,245ポンドで、航続距離は約213マイル(約343キロメートル)。出力は147PS、トルクは250Nmである。
61kWh版のAdvanceは25,745ポンドで、航続距離は最大308マイルとシリーズ最長を誇る。同じ61kWhバッテリーを積むPremiumは27,445ポンド(航続約303マイル)だ。Ultimateは29,945ポンド(航続約300マイル)、スポーティ仕様のN Line Evoは31,945ポンド(航続約265マイル)となる。61kWh版のモーター出力は135PS、トルクは250Nmだ。なお61kWh版は予約時割引や英国の電気自動車購入補助金(Electric Car Grant)の適用により、実質価格が1,500ポンド引きの24,245ポンドまで下がる可能性があるという。
充電性能と車体・装備
充電性能は42.2kWh版がDC急速充電で最大119kW、61kWh版は最大110kWに対応する。いずれも10%から80%までの充電時間は約30分である。AC充電では11kWの三相電源利用時に4時間5分(42.2kWh版)〜5時間35分(61kWh版)を要する。7kWの単相電源では6時間20分〜8時間35分となる。
車体サイズは全長4,155mm、全幅1,800mm、ホイールベース2,680mm。荷室容量は後部座席使用時441リットル、座席を倒すと1,213リットルまで拡大する。車載システムには新しいAndroid Automotive採用の「Pleos Connect」を搭載するほか、外部給電機能(V2L)やヒートポンプ、上位グレードにはメモリー機能付きリバースアシストも備える。
ヒュンダイUK会長のアシュリー・アンドリュー氏は「IONIQというブランド名は、スマートなデザインと実用的な効率性、先進技術を意味するものとして、EV購入者の間で既に高い認知と信頼を得ている」と述べている。
IONIQ 3は手頃な価格と実用的な航続距離を両立させたコンパクトEVとして、IONIQシリーズの裾野を広げる存在になりそうだ。正式な発売時期や納車開始日は明らかになっていないが、予約は既に始まっており、今後の詳細発表が注目される。
参考:Hyundai IONIQ 3 priced from £22,245 with up to 308-mile range

